従来の床下換気口は、基礎の強度に問題あり!

一般的には、基礎の外周部に約300cm2の床下換気口を4mごとに設置しています。基礎に換気口を設けるためには、基礎が変形(開口欠損)となり、基礎内の主筋(鉄筋)が途中で切断されることになる上に、斜め筋による補強が必ずしも施されていないケースが多いので、基礎の強度が低くなります。


床下の換気能力を飛躍的に向上させる、基礎パッキン工法。
従来の換気口に比べ、基礎耐力の安定向上も図れます。


基礎パッキン
イメージ図

阿知環境が採用する基礎パッキン工法とは、基礎と土台の間に約1mピッチで約20mm高のポリプロピレン製パッキンをかますことで、基礎上に全周換気を実現する工法のことです。この工法は、床下の換気能力向上だけでなく、土台木材の湿潤を抑える効果や、基礎への開口欠損が不要となるため、安定した基礎耐力を確保することができます。


◆基礎パッキング工法
◆従来の工法
換気口となる部分が多いので風とおりもよく、コーナー部分もすっきり換気。 換気口の数が少ないため、コーナー部分に湿気がたまりやすい。


■上図を見比べてもわかるように、今までの工法に比べ全周換気ができ
  1.5〜2倍の換気性能を発揮し床下にシロアリ・病害虫を寄付けません。

基礎パッキング工法について耐震性能は従来工法の3倍、換気性能は2倍。
大事な、家の基礎に「換気口」という「穴」を設ける必要がなく、頑丈な基礎を作ること
ができます。また、「床下全周換気」を行うことにより、床下全体の湿気の淀みを作り
ません。
 
・風力換気

建物外部を流れる風の働きによって生じる、床下内部と建物外部の圧力差による、
気流の作用を利用した換気。
 
・重力換気
空気の温度差によって、下から上へ生じる気流の働きを利用した換気。
(無風状態でも換気が行われる)






□厳重な地質調査により基礎工法を選択します。

ベタ基礎画像が入ります
ソイルセメント工法画像が入ります
ベタ基礎
ソイルセメント工法
ベタ基礎(ダブル廃刊画像が入ります)
鋼管杭工法画像が入ります
ベタ基礎(ダブル配筋)
鋼管杭工法

・立上りを一本にした鉄筋コンクリートベタ基礎


     
立ち上がりと一体にした
鉄筋コンクリート基礎とし
換気口を設けません。
基礎の強度を向上させ、
現場での作業を省力化
頑強な鉄筋コンクリート
ベタ基礎